20240506


ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?を目当てに国立西洋美術館に行った。現代美術作家に西洋美術館所蔵の作品と合わせて展示してもらうことによって現代美術にとっての西洋美術館の価値を明らかにするという趣旨のようだが作家の選定が恣意的な以上まあそれっぽくはなるだろうなという感じ。むしろこの展示では現代美術の領域が西洋美術の権威主義に侵食されているようなものでこれでいて自己批判みたいなスタンスなのはちょっとキモいなと思った。純粋に作品としては全体的に見ていて楽しかった。中林忠良、坂本夏子がビジュアルとして印象に残った。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/28609

ついでに常設展もいった。普段展示に行くときはその人を少しは予習していくので色々思う余地があるのだけどこう雑多に並べられていると前の展示で飽きてきていたのもあり漫然と見て終わってしまった。またこっちは建築としての西洋美術館を見ておくという目的でもあり。当然本物のLC1、LC2でしっかり寛げてそれもまたよかった。

20240503


結構前にも観たけど世界に一つのプレイブックを観た。脚本としては王道な気がするが結構響いた。グッドウィルハンティング然りウォールフラワー然りメンタルに問題がある人々が他社との交流を通じて好転していく的なパターンは深く感情移入してしまいがち。あと一番気持ちいところで流れるWhite Stripesがよい。
アカデミー賞も取ってるし一般的にも評価の高い映画っぽいがその理由はあまりわからない。IMDbでも過大評価だという趣旨のレビューが多かった。

20240502


ShpongleというかSimon Posfordのライブに行った。Shpongleとしてはラストギグらしい。前座のDJの流すDigeridooでブチ上がった状態からShpongleの1時間半はパフォーマンスもウケたしかなりキマってたけどHallucinogenからはダレてしまった。ラストはDMTでfin。長尺のライブを耐えきる体力と精神力が欲しい。
ライブ後は始発まで1時間くらい円山町や道玄坂周りをブラブラしてたのだが結構な数の若者が屯っていて治安も悪そうだった。昔もこんなのだったけか。

20240430


石野卓球が推薦していてずっとウォッチリストに入ってたショック・ドゥ・フューチャーをみた。フランスのエレクトロシーンを描いた映画でシンセが見れて楽しかったけど映画としてはつまらなかった。ストラトのサドルがモダンなヤツだったし案外デティールは適当なのかもと思った。結構手間かかってそうな日本語の公式サイトがあったりしてマーケティングに金かかってそうだけどワケはわからない。

20240429


来世ではちゃんとします3をみた。1、2は面白かったのだけど、既にキャラの特性からのエピソードを使い果たしてしまった感があり蛇足に感じた。単純に脚本として百合周りは回収できていないように思うがこれは4を見据えてなのだろうか。

20240428


シンセ系のイベントで気になる人がいたので見に行ったが体調不良もありキマりきれず。
https://polaristokyo.com/schedule/20240428_bluemoment

ゲームさんぽの「続・デトロイト×精神科医」を見終えた。精神科医が"体癖"という独自の体型による性格分類でゲーム中のキャラを分析するくだりがあるのだがこれがが眉唾。ただ確かに言い得ていたなというシーンもあったのだけど仮にこの理論が正しかったとしても作り手が想定していない以上それが当てはまる理由はないわけでこのあたりキャラを作るうえでの定番の型みたいなのがあるのかなと思ったりした。後半はその話もあまりしなくなりゲームさんぽのコンセプトとしては全体的に微妙だったのだけど単純なゲーム実況として見てた。
ストーリーが分岐していくタイプのゲームの経験がなかったのでそれとしては面白かった。ストーリー自体は普通だったけど実際に自分で選択しながら進めていくと体験も違ってくるんだろうなと思うのでこの手の何かを実際にプレイしてみたいと思った。

20240424


リングフィットアドベンチャーを始めて2週間が経った。運動負荷ははじめ23に設定されていたが3日目にしんどすぎて15に下げた。当初は活動時間10分が限界だったが、何故か昨日から覚醒し昨日80分、今日50分やれた。昨日できなかったことができるようになる経験はあれどその逆は一度もなくて着実に成長を感じられるのが精神的によい。基本的にしんどいだけなのだがその後の達成感が癖になっていく感覚があってマラソンとか筋トレをしている人の気持ちも少し理解できた気がする。運動負荷を下げてしまっている状態なのが気分的にアレなので結果的に1日の活動時間が減ることになったとしても明日からは少しずつ増やしていって最終的にマックスにもっていきたい。

20240422


完全に忘却したので10年ぶりにメメントを見た。逆向きの時間軸で進む設定によってすべてが伏線になり、また記憶が無い状態を疑似体験できるというというのは改めて凄いと思った。この手のを安易に解説記事に頼ってしまうのもよくないなと思っていたので2周して自力で解決した。

20240421


電子書籍が読みたくて10インチのAndroidタブレットを購入した。Kindleのつもりだったけど調べてみると中国製の格安Androidが充実していてコスパ的にそちらの方が良かったのでその中で適当なのを買った。
最安クラス、10000円から15000円の価格帯でスペックとして気にしておくべきは以下。どれもゲーム用途には不十分なのでCPUはどれを選んでも大差ない。

  • Androidのバージョン
    この手のはアップデートがないのでAndroidのバージョンは案外耐用年数のボトルネックになりがち。最新の14がよい。
  • メモリ
    何故か実メモリに加えて仮想メモリと合わせたセコい表記になっているのできちんと実メモリを確認するべき。基本4GBだがたまに3GBが混じっている。
  • 解像度
    10インチなのでFullHD一択。ただスタンダードはHDという雰囲気。

なおこの辺りは各社差別化ポイントなのでこれを満たすものはサムネにその表記がある。逆に書いてない場合は満たさないと考えて間違いない。
購入したのは"Headwolf WPad5"なるものでAndroid14、メモリ4GB、fullHDで12999にクーポン3000円で実質10000円。今日時点ではこれが圧倒的だった。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CSVDB6LH

20240420


映画技術入門を読んだ。映画技術というか撮影技術と上映技術をフイルムを中心に解説した本。あまり今までこの辺のことを意識することがなかったが面白かった。映画界ではフイルム文化が強く残っておりデジタル撮影であってもフイルムに寄せたグレーディングをしたりというのが普通にされているそう。
そういえばフイルムで撮られた写真やなんならフイルム風加工がされたデジタルの写真についても本質的ではないと思いつつエモさと感じるところが自分にもあってこれはなにに由来するものだろうと気になっていたが映画得た感情とそのフイルムの絵が無意識に結びついているからなのかなと思った。

近所の春の雨というアンビエント系のレコード屋兼カフェで無料のライブがあったので見に行った。前半はあまりノレなかったけど後半はアルコールのせいか気持ちよかった。この二人。
https://www.ele-king.net/news/011068/

理由なき反抗をみた。確かにジェームズディーンは魅力的だったがあまり刺さらず退屈だった。理由あるし。