20240413
ある画家の数奇な運命をみた。ゲルハルトリヒターをモデルにした映画でずっとウォッチリストに入れてたのをホンマタカシの本で思い出した。3時間と長尺で前半の西ドイツに渡るまでは退屈だったが美大に入ってからは面白かった。抽象画に至るまでの話を期待していたのもあってフォトペインティングまでだったのは残念。
2回目の義父がアトリエに訪れるシーンは出来過ぎではと思ったが、そもそも伝記的な映画ではなくインスパイアされたフィクションという体裁だったよう。リヒターとこの映画の関わりについては以下の記事がよかった。
http://indietokyo.com/?p=14077