20250205
「ベーシックインカム×MMT(現代貨幣理論)でお金を配ろう」を読んだ。
ベーシックインカムについてもうちょい知っておきたいなという気持ちがありたまたま図書館で見かけて薄かったのもあり手に取った本。
MMTという概念は初めて知った。
貨幣は発行できるため政府の財政支出には制約はなく本当の制約は資源にあり、課税は財源の確保の目的ではなく需要をコントロールするためであるという考え方にはなるほどと思った。
MMTの発想ではBIの実現には財源が問題ではなくなるためにBIの結果としてうまくまわるのならおkというのが大まかな本書の流れ。
ただあとがきにある通りMMT派はBIではなくJG推しがスタンダードとのことでその意味で本書はちょっと特殊な立ち位置にあるよう。
これだけ読むとBIがすべてを解決するという気持ちになるが、BIにしてもMMTにしても一般的なところを先に押さえておくべきだろうなとは思った。