20250622
「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を読んだ。
読んだ理由
フリーランスの手取り的なことを調べているうちに中学生のころくらいになぜか読んだこの本をふと思い出してKindle Unlimitedで無料だったこともあり。
雑記
本書の基本的なスタンスは、「社会の仕組みを理解し、経済合理的に人生を設計してキャッシュフローを最大化すべし」というもの。 その自己啓発的な側面と、具体的な事例として賃貸 vs 持ち家論やマイクロ法人による節税が詳細に解説される。
マイクロ法人の細かいところは軽く読み飛ばした。 多分参考になるのは法人成りを検討するフリーランスが主で内容としてはかなりニッチだと思う。 にもかかわらず本書がこれほど売れたというのはやはり自己啓発的な部分、そして著者の露悪的な雰囲気も含めた文章の面白さが大きいだろう。 実際に自分も年金やら税金やら税務署やらの話の中で国の構造的な問題というのを改めて痛感した。
「長期投資が成功するとは限らない」ということばなど節々に時代を感じた。 今の時代の当たり前も一歩引いて考える必要はあるだろうと感じた。