20241222
ポケポケでオンラインの大会に出ようかなと思ってデッキを考えていたのでそのメモ。
まず前提としてここ2、3日で一気にミュウツー、セレビィからギャラドス環境に変わったようでそれをもとに考える必要がある。
手持ちにギャラドスがないのでミュウツーかセレビィで出ることになるが今回はミュウツーを採用しようと思う。
理由はミュウツーの割合が減ったことでペンドラーが一気に減る読みとまだ勉強不足でセレビィのプレイに自信がないことによる。
現状考えているリストは以下
- ミュウツーex x1
- ミュウex x1
- ラルトス x2
- キルリア x2
- サーナイト x2
- 博士の研究 x2
- リーフ x2
- サカキ x1
- ナツメ x1
- モンスターボール x2
- レッドカード x1
- 幻の石板 x2
- スピーダー x1
ミュウツー2、ミュウ2、サーナイトライン2、博士の研究2、モンスターボール2、リーフ1、石板1、ナツメ1までは確定枠。残りの3枚をどうするか。
まずリーフかスピーダーはもう1枚入れたい。どちらにするかは悩ましいが大会出場者の利用デッキを見るとスピーダー採用が多いのでそうした。
レッドカードは現環境で強いので入れたいところ。とはいえ今よりセレビィ、ミュウツーが減ったら入れ替えを考えたい。
ラストの1枚はサカキかグリーンかが悩ましいがサカキにした。以前の環境であればセレビィのワンパンを1ズラせる、ミュウツー、ミュウのワンパンを回避できるという理由でグリーン一択かなという気がするがギャラドス環境ではワンチャンケロマツとギャラドス対策として入るシママを狩れるのと増えたナッシーexをワンパンできるメリットの方が大きいかなという判断。
とはいえ海外開催が殆どというのもあり時間が合わないことも多いので実際出れるかはわからない。
20241221
セレビィデッキが自分の中でいったん結論出たのでそのメモ
リストは以下
- セレビィex x2
- ツタージャ x2
- ジャノビー x2
- ジャローダ x2
- ミュウex x1
- レッドカード x1
- スピーダー x2
- モンスターボール x2
- きずぐすり x1
- ナツメ x1
- 博士の研究 x2
- エリカ x2
ダダリン型はHP70のツタージャがそもそも壁として優秀なので2枚積むメリットが弱いと思う。1枚積にも逃げ1でミュウツー対策にもなるミュウの方が優れていると感じた。
ナッシー型はジャローダとのシナジーがイマイチに感じた。ナッシーで序盤を進めて後半セレビィでワンパンを狙うみたいなコンセプトであればいっそジャローダラインを削るというのはアリかも。
サポートはまずモンスターボール、博士の研究、エリカ、スピーダーは確定枠。
残りの3枚をどうするかだがレッドカード、きずぐすり、ナツメとした。
はじめレッドカード抜きのナツメ2枚にしていたが意外とわかりやすくナツメが活きるシチュエーションが限られているなと感じた。
レッドカードはピカチューが減ってセレビィ、ミュウツーの2進化デッキが増えたことにより価値を上げたと思う。
対してナツメはリーフによってミュウツーが逃げやすくなったこと、ピカチューが減ったことにより価値を下げたなと感じる。ただセレビィによって判断が難しい場面が多くあるのでこれらで正しい選択ができるスキルがある人であればナツメ2枚のほうが強いのかもしれない。
かなりミュウツー、セレビィを意識した編成ではあるので今後ギャラドスが流行ったりすれば話は変わるかも。
追記
ギャラドスが流行ってミュウツーが数を減らしているのをみるとミュウ、レッドカードの役割が弱いのでナッシー型のが強い気がしてきた。exナッシー2枚あればジャローダ抜きも試してみたいところ。
20241218
ポケポケのシミュレーションによる考察記事を書いた。
https://note.com/wnw/n/n8218c916296e
https://zenn.dev/nwn/articles/8fbfae11ba0845
はじめはo1に書かせてサクッと終わらせるつもりだったがポケポケのルールを知らないせいでそれなりにプロンプトを頑張っても全然ダメで久しぶりにこの手のプログラミングをした。
ポケカのルールは知っているわけでそこからいい感じに類推してやってほしい気持ちではあるがまだそこまで気が利くわけではないみたい。そういうところだぞ。
1つ目の記事のコードを書かせようとしたプロンプトはこんな感じ
ポケモンカードを簡略化したゲームを考えます
- デッキは20枚
- 初期手札は5枚で常に1枚のたねポケモンが含まれる
- 毎ターン1枚のカードをドローする
- 進化は1ターンに1度のみ可能
- たねポケモンを場に出したときそのターンはそのポケモンは進化できない
以下のカードをそれぞれ2枚ずつ含むものとします
- 1ターンに1度のみ使える2枚ドローを行えるカードA
- 1ターンに何度も使えるデッキにたねポケモンが存在するときそのうちの1枚をランダムに手札に加えるカードB
2進化ポケモンのラインである3体のポケモンをそれぞれ2枚ずつデッキに含む場合を考えます
2進化ラインのたねポケモン以外のたねポケモンの数を2、3、4枚のときそれぞれでシミュレーションを行い
1から10ターン毎にそのターンまでに2進化ポケモンが場に完成する確率を出力するコードをかいてください
注意
- AとBが手札にある場合は常に使用し、両方があるときB、Aの順序で使用するものとします
- 2進化ラインのたねポケモンが手札に存在するとき常にそれを出してください
- 進化が可能な時は常に進化してください
これっていわゆる詳細設計みたいなものかなと思った。自分はコード書いたほうが早いなと思ってしまうが慣れている人であればうまくやれるのかも。
今回noteとZennに投稿してみた。
noteがこれだけ流行ったわけはデザインのカスタマイズ機能がないことによるのではないかと思っている。読み手としては個人ブログのように各々で微妙にレイアウトやデザインが異なるというのが若干のストレスだったので統一されたフォーマットで読めるというのが意外と嬉しいんだよな。
そういう訳でせっかくならオレオレブログに載せてドメインパワーを高めていきたいというエゴを捨てて少しで読み手を意識した内容の記事ついてはこの手のプラットフォームに投稿するべきだよなという気持ちに最近ある。
noteは良くも悪くも普通だが表を載せる方法がKaTexしかないのが痛い。
ZennはMarkdownで投稿できるのがよい。半角スペースx2で改行のクソ仕様が継承されていないのも地味に嬉しい。
ZennはやっぱりSEOに強いようで1日で「最速サナ」でGoogle検索1位ですごい。
20241211
OpenAI Soraの発表の裏で話題になっていたGoogleの量子チップの発表の意義がよくわからなかったので量子コンピュータの基礎知識を得るために「驚異の量子コンピュータ」を読んで大体のところを理解した。
今回のGoogleの発表で強調されているのは以下の2点である。
- The first is that Willow can reduce errors exponentially as we scale up using more qubits. This cracks a key challenge in quantum error correction that the field has pursued for almost 30 years.
- Second, Willow performed a standard benchmark computation in under five minutes that would take one of today’s fastest supercomputers 10 septillion (that is, 1025) years — a number that vastly exceeds the age of the Universe.
1点目については誤り耐性量子コンピュータで閾値定理で示される閾値を達成したことで量子ビット数がスケールするようになったことだと理解した。本でも誤り訂正を搭載した大規模な量子コンピュータは少なくとも10~20年の基礎研究が必要と書かれているので結構なブレイクスルーなのでは?ただよくわからなかったのは数百量子ビットでは誤り耐性量子コンピュータには少なすぎるのでしばらくはNISQ時代が続くだろうという見立てに反して今回105ビットでそれが実現されているということでこれがどういう意味を持つのがが気になった。
2点目については10^25年の計算を5分未満でと聞くとキャッチーだが量子コンピュータと古典コンピュータはアーキテクチャが根本的に異なるために単純な比較はできない。GoogleのWillowの次の目標として従来のコンピュータを超える実用的な計算を実証するという言葉通り実用的な計算が行えるものではまだないようである。
あと仮想通貨について「難しい計算をすることそのものが価値を生む」という著者の認識は誤りである。マイニングに計算が必要なのはコストを負わせることによって耐攻撃性を高めるためで計算自体には本質的な価値はない。量子コンピュータの実現によってそのコストが下がるのであればシステムを維持するためにマイニングの難易度をあげる必要が生じるというだけである。よって健全な形でマイニングにおける期待から量子コンピューターの開発が進むとは考えにくいだろう。
20241208
Amazonブラックフライデーでデスク周りのあれこれを買ったのでそのまとめ
KTC 27インチ WQHDモニター(20780円)
今使っているサブモニターにモニターアームが使えない、メインモニターは色が変、ゲームをするにはフレームレートが低いという不満がありメインをサブにしてメインのモニターを新調した。
名の知れたメーカーのWQHDはこれよりだいぶ値段が上がる感じで知らない中華メーカーであったものの評判もよさそうだったので安いこれにした。
35000円のXaomiのUWQHD、32000円のDellの4Kも選択肢として悩んだものの前者はデュアルにするにはスペース的に色々考えないといけないことがあるのと後者は作業では結局UWQHD運用になりそうなのと4KでゲームするにはPCのスペックが足りないというのもありWQHDのものを買った。
仕事用としてはWQHDだと2枚ウィンドウを並べてちょうどいい感じでいい。UWQHDだと3枚並べる感じになるとは思うがセッティングが毎回ダルそうだなというのもありWQHDでよかったなと思う。あとフレームレートが上がるとなんか楽しい。
ちょっと後悔してるのはゲーム用途でスペックが足りなければFullHDにすればいいかと軽く考えていたもののそれでは表示上かなり小さくなってしまうのがかなり微妙でWQHDにはスペック不足なゲームをやるとなったときにどうしようかが悩みどころ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D9KGG1B6
Creative Pebble(1485円)
新調したモニターにスピーカーがなかったので買った。
音が出ればなんでもよかったので一番安かったこれにしたが小さいのに案外いい音で驚いた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B077XF3XJK
Suptek モニターアーム(2559円)
Amazonで一番安いやつ。モニター入れ替えに伴い両モニターともアームにしたかったので買った。今使っているのもあり特に不満もなかったのでこれにした。
動きは良くないが自分の場合固定できればよいので問題なし。モニターってそんな頻繁に動かしたりすることない気がするし高いモニターアームの需要がどこにあるのかいまいちわかっていない。
https://www.amazon.co.jp/dp/B096FRBS6P
ELECOM HUGE Trackball(3670円)
今使っているマウスがボロボロだったのでそろそろ新調したかったのだがせっかくなので久しぶりにトラックボール使いたくなったので買った。
親指タイプは以前合わなかったので人差し指タイプで探していて安かったこれを買った。
無線か有線かは悩んだけども無線は接続切れ、電池持ちなどの点で評判が良くなかったのとトラックボールであれば操作性には関係ないというのもあり有線タイプにした。
以前使っていたKensingtonはスクロールがトラックボールの周りにあるホイールがある仕様で親指スクロールなのがちょっと違和感というか疲れる感じがあったがしばらく使っていたら慣れてきた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B079FDQZXQ
BIGBIG WON Gale Hall(6767円)
せっかくマウスをトラックボールに変えたのにゲームのために古いマウスもつなぎ続けるのも癪だったのと前にグラセフやってたときもキーマウの操作にイマイチなじめなかったというのもあって買った。
これも中華メーカーだが無線で安いやつの中で評判の良かったのでこれにした。同メーカーで同じような値段のRainbow2 SEというのと悩んだがデザインが気に入らなかったのでこっちにした。性能的にはそっちのほうがよさそう。
Xbox配列のコントローラーを始めて触ったので結構感動した。モンハン持ちとはなんだったのか。確かに右親指で視点移動して攻撃をLRの位置に割り当て人差し指、中指で操作するという方が合理的だよな。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW5M6RW1
20241206
「イーロン・マスク」を読んだ。
スティーブ・ジョブズと同じ著者によるイーロン・マスクの伝記。適度に著者の意見も差し込まれていて助かる。中盤のスペースXやテスラの詳細な話については若干ダレたが全体的に楽しく読めた。
彼を彼たらしめる要素というのは不必要なまでにリスクを好む性質とSFの影響による壮大なビジョンなのだろうと理解した。
やっぱりXの話は周りで突然の仕様変更の連続に苦労している人たちをみてきているのもあって特におもしろかった。
彼を知ることは今後の仕様変更の方向性を知る上でも重要だと思う。GoogleのAI開発による安全性の懸念から非営利組織としてOpenAI立ち上げた経緯などを知っておくとGoogleに無尽蔵にデータを渡さないためにも大規模なポストの取得に制限がかかることは必然だったなと思う。また今後も彼がXドットコムの影を追っていることは意識していた方が良いと思った。
なぜこれまで結果を残してきた彼がXに関してはクソなのかという疑問については、Xの買収はちょうど他の会社の落ち着いていて暇でおもしろそうだから買っただけで彼に明確なビジョンがないということ、Xはテスラなどと違って中心的な問題が純粋なエンジニアリングではないために彼の経験、方法論が通用しないことであると納得した。
結局SNSの難しさというのはモデレーションにあるというのはbluskyの詳細を追っていた時にも感じていたことでもある。またこのあたりの議論については日本とアメリカではかなり温度差があるなと感じた。最近の兵庫県知事や都知事選を踏まえてSNSのプレゼンスは上がっていることを感じるがまだテレビに比べて…というようなレベルの話ばかりでレコメンドのアルゴリズムやそれによるエコチェンバーなどまで踏み込んだ議論はあまりみかけないよな。
20241105
ポケポケを3日ほどやったので現時点での感想と反省をまとめておく。
各所で言われていることではあるがミューツーパックを引き続けたのは正解だったと思う。
現環境のgame8のtier表ではピカチューexが最強なのでこれを作るためにはピカチューパックを引く必要があるがピカチューex以外の有用なexがないので作れる上位デッキがピカチューexに限られる。
ミューツーパックであればミューツーexデッキが揃うまでの繋ぎもしやすいし色々なデッキを使って幅広く楽しめるので自分にとってはよかった。
初手のパックに関してはナッシーexを取るためにリザードンパックを引くことをを推奨する記事もみかけたが
- ナッシーexデッキ < ガラガラexデッキ
- フシギバナex用途にしてもドレディア代替と比較して大差がない(むしろ弱い?)
- もう1枚得るのに結局リザードンパックを引く必要性が生まれる
の理由でミューツーパックでよいと思う。
反省点
- ゲットチャレンジをケチりすぎた
ゲットチャレンジがよくわからずケチっていたが、結局余っているのでミューツーパック以外でほしいカードが含まれている場合かミューツーパックでもレアリティが高いものに関しては積極的に消費していくべきだった。 - パック開封ポイントを使ってなかった
存在を見落としていた。これに関してはゲットチャレンジとは異なりレアリティが高いものを得るコストが大きいのでミューツーパック以外でほしいレアリティが低いカードに充てるべき。自分はカスミx2とナツメx2に変えた。 - ショップで2枚買いしてダブらせた
細かいことだが遊び方の「もっと詳しく知りたい人向け」で手に入るので1枚でよかった。
作ったデッキ
運よくミューツーex、フリーザーex、フシギバナex、ガラガラexが2枚ずつ揃ったので色々組めた。まだプレイ数少ないので軽く感想だけ。
- ミューツーxマタドガスデッキ
一番プレイスキルが出る感じ。正解がわからないことが多い。 - フリーザーデッキ
カスミ運ゲ。プレイ時間が短いので速く回すにはよい。 - フシギバナデッキ
安定感ある。リザードンデッキに勝てたことない。 - ピジョットxアーボックデッキ
あまり勝てる気がしない。 - ガラガラデッキ
一番運ゲ。ピカチューデッキにも勝てるので楽しい。
ゲーム性の正確なところはまだよくわかっていない。 気が向けばちゃんと考えたいなとも思うけど自分が考えるまでもなく他所でまとめられると思うのでそれを待ちたい。
もうだいぶ飽きた感はある。 一応今後はサーナイトが足りずにミューツーデッキが組めてないのでこれが目標にミューツーパックを引き続けるくらいかな。
20241024
「世界は贈与でできている」を読んだ。
表紙のキーワードの羅列をみるに自分の興味に近そうなのと評判もよさそうだったので読んだが外れだった。
自分なりに内容を要約すると以下になる。
- 贈与は人に交換の論理では達成できない効用を与える
- 贈与は受け取ることなく開始できない
- 贈与を受け取るには与えられたそれに気づく必要がある
- 気づくには当たり前を疑うための教養が必要である
全体的に突っ込みどころが多くせっかくはじめに贈与の定義を置いた割に要所要所で恣意的とも思える要素が追加されていき、結局贈与とはこうであると言われてもまあそうなるように贈与を定めたのだからそうだなという気になってしまう。
特にこの本で根幹をなすはずの1章で説明される「贈与は受け取ることなく開始できない」という非自明な命題の根拠がペイフォワードを引きつつそれは疲労するからの一言にまとめられてしまっているのが気になる。ここが納得できなかったのでモヤりながら最後まで読んだ。
5章から7章にかけては自らの置かれた社会規範から外れてみないと当たり前のありがたみに気づけないという構造主義的な話で言語ゲームを引くまでもないとは思ったが、著者がウィトゲンシュタインが専門のようでその辺の事情によるものだろうか。
ラストの9章ではこの文脈での教養を得る手段としてサピエンス前史、銃・病原菌・鉄を読みましょうというのはやけに実践的な教えで親切だなと思った。
20240616
雨の日は会えない、晴れた日は君を想うを観た。2回目。これもファイトクラブと同様に資本主義、消費社会に犯された主人公が代償行為?によって主体性を取り戻していく物語と理解した。主人公の行動が絶妙な塩梅で深く感情移入してしまう。資本主義のメタファーである自宅を破壊しつくした後に死んだ妻への手向けに資本主義に破れたメリーゴーランドを再生するというラストは最高のカタルシスがある。
邦題で敬遠していたのでもったいないなと思う。とはいえDemolitionを単に訳して"破壊"も違うなとは思うので難しいな。
20240615
シェフ 三ツ星フードトラック始めましたを観た。劇中のセリフを借りていえばThe Rolling StonesのSatisfactionのような映画だったがそれを期待していたのでよかった。アメリカの映画ってこういう親子関係の再生的なテーマ好きだよなと思う。
20240610
シリアスマンを観た。単に冴えない中年男性に不幸が続く様子を見せらているだけという感じで退屈だった。ユダヤ教、ヨブ記、不確定性原理などの周辺知識があるとまた違って見れるのかもしれないがそもそもこの映画の趣旨からしてあまり意味を求めてもしょうがないのかも。
ファイトクラブの原作小説を読んだ。あまり得るものはなかったがこれは逆に映画がよくできてるということなのだろうな。
20240604
ドゥ・ザ・ライト・シングを観た。ブルックリンの人種差別を扱った映画で一般的に評価も高いようだがあまりピンとこなかった。やっぱり日本で暮らしているとこの辺りの切実な問題意識というのに欠けるからかもしれない。80sヒップホップの雰囲気を感じられたのはよかった。
20240601
ファイトクラブを観た。何回目だろうか。会社員になってから初めて見直したが、IKEAの家具の収集を無意味な貯金に置き換えたらまんま今の自分で身につまされた。主人公(タイラー)のマーラーに対する気持ちがよくわからないまま。
坊主にした。涼しくなるかと思っていたがむしろ直射する日光でかえって暑かった。
20240531
話題だったこともありなぜ働いていると本が読めなくなるのかを働きながら読んだ。題の問について自分の中では人の体力は限られているので単に働くことででそれを消費してしまっているからだと思っているが仮に過去の労働者はそうではないという事実があるとすればこれ以外の何らかの要素が作用しているはずでそのあたりのことを知りたいなと思っていた。
この問に対する著者の意見を要約すると「現代は人々が新自由主義を内面化した結果"ノイズ"を受け入れられなくなっているから」となるがこれは明らかに的を外しているように思える。まず"ノイズ"が2重の意で使用されている。
1つめはアンコントローラブルなものとしてで、これには読書の代替としてパズドラを挙げ、読書は知らないものを取り入れる作業のためアンコントローラブルであるのに対してパズドラは同じ体験の繰り返しなのでコントローラブルだと説明される。
2つめは直接的に不要な知識としてで、代替としてインターネットを挙げ、読書は不要な知識も含まれるのに対しインターネットは検索やフォローによって必要な情報のみ得ることができるのだと説明される。
パズドラは2つめの意味においては"ノイズ"だろうし、読書の代替として本命であるはずのSNS、Youtube、Tiktokが"ノイズ"でないことを全く説明できていない。
またその対策としての提案を"半身"という概念からあれこれ論じてはいるが結局のところ働くと本が読めないので働くのを減らそうという主張で実も蓋もない。
20240526
SUMOタウンのこの記事を読んで面白そうだったので多摩川の野草観察会に行ってきた。
https://suumo.jp/town/entry/tamagawa-tamaoki/
多少予習しておこうかと調べたりもしたけど全く頭に入らなかったが、実際に多摩川を歩きながら触ったり食べたり話を聞いたりしながら見てるとサクサク覚えられて面白かった。時系列順に覚えたのは以下。
- クワ
- ヒルガオ
- アレチウリ
- ギシギシ
- カキドオシ
- ヘラオオバコ
- カラシナ
- アレチハナガサ
- ハルジオン
- ヒメジオン
- ヒナキキョウソウ
- ハルシャギク
- シロツメクサ
- アカツメクサ
- クスダマコメクサ
- コメツブツメクサ
- クズ
- カラスムギ
- ケナチチガヤ
- ワルナスビ
- セイダカアワダチソウ
- ノビル
- カラムシ
会の最後で写真付きの一覧が載った紙が配られてこれを先に配らなかったのは実物でなく紙ばっかりを見るようになってしまうからですとの説明があってなるほどと思った。
最近なんのやる気もなくて耐えの時間。
20240520
パーム・スプリングスを観た。タイムリープxラブコメで内容もベタだが主人公の行動にリアリティがあって感情移入できた。あと全体的に音楽とテンポがよくて楽しかった。冒頭で流れるKhruangbinがありがたい。恐竜の件だけよくわからず。
20240507
基礎から学べる現代アートを読んだ。元はYouTubeでそちらを見た後復習がてら流したという感じ。本としては後半は内容が足されてて章立ても再構成されていたがまとめページは動画の使い回しだったりで若干の作りの雑さは感じた。内容は現代アートの基本的な知識がコンパクトにまとまっていてちょうどよかった。結局アートはマイケルフリードの言う"自立性"を必須としないのであればマーケティングゲーにならざる終えないよなと思った。とはいえ市場化が進めば人々にはまだ評価されていない評価され得る作品を発掘するインセンティブが発生するわけで値段をつけれる体裁にしておくというのは案外大事なんじゃないかなと思ったりした。
そういえば昨日の田中功起の提案という行為自体を作品とするみたいなのも有用芸術として典型でそれ自体別に新しいことでもなかったのか。
https://www.youtube.com/channel/UC4oUa-m1FXNJQjJOXbFo98Q
スーパーバッド 童貞ウォーズを観た。これもWGAのリストにあったので。そういえばブックスマート、レディバードもランクインしていてアメリカ人ってやっぱこういうハイスクールコメディ?好きなんだな。
20240506
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?を目当てに国立西洋美術館に行った。現代美術作家に西洋美術館所蔵の作品と合わせて展示してもらうことによって現代美術にとっての西洋美術館の価値を明らかにするという趣旨のようだが作家の選定が恣意的な以上まあそれっぽくはなるだろうなという感じ。むしろこの展示では現代美術の領域が西洋美術の権威主義に侵食されているようなものでこれでいて自己批判みたいなスタンスなのはちょっとキモいなと思った。純粋に作品としては全体的に見ていて楽しかった。中林忠良、坂本夏子がビジュアルとして印象に残った。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/28609
ついでに常設展もいった。普段展示に行くときはその人を少しは予習していくので色々思う余地があるのだけどこう雑多に並べられていると前の展示で飽きてきていたのもあり漫然と見て終わってしまった。またこっちは建築としての西洋美術館を見ておくという目的でもあり。当然本物のLC1、LC2でしっかり寛げてそれもまたよかった。
20240503
結構前にも観たけど世界に一つのプレイブックを観た。脚本としては王道な気がするが結構響いた。グッドウィルハンティング然りウォールフラワー然りメンタルに問題がある人々が他社との交流を通じて好転していく的なパターンは深く感情移入してしまいがち。あと一番気持ちいところで流れるWhite Stripesがよい。
アカデミー賞も取ってるし一般的にも評価の高い映画っぽいがその理由はあまりわからない。IMDbでも過大評価だという趣旨のレビューが多かった。
20240502
ShpongleというかSimon Posfordのライブに行った。Shpongleとしてはラストギグらしい。前座のDJの流すDigeridooでブチ上がった状態からShpongleの1時間半はパフォーマンスもウケたしかなりキマってたけどHallucinogenからはダレてしまった。ラストはDMTでfin。長尺のライブを耐えきる体力と精神力が欲しい。
ライブ後は始発まで1時間くらい円山町や道玄坂周りをブラブラしてたのだが結構な数の若者が屯っていて治安も悪そうだった。昔もこんなのだったけか。